<親知らずなどの抜歯に関して>
多くの方が経過観察になっていることが多いのが親知らずでしょう。一度腫れたりすると抜歯をしようかなと考えて歯科医院に行くケースもありますが。
完全に埋まっているケースは放置されることが多いです。(自覚症状がないため)
またそうした難抜歯は通常開業医では行わないケースが多いです。
しかし当クリニックではそうした難抜歯を積極的に行っております。
理由は簡単で症状が「歯列の乱れ」「歯周病の悪化」「口臭の原因」「手前の歯を虫歯にしてしまう」からです。完全に埋伏しているように見えても、抜歯した時には歯茎の中にあるにもかかわらず歯石まみれの汚い状態で抜歯できるケースはザラにあります。
ご本人が気が付かないだけで、埋まっている歯ぐきから膿が常に出ている方もたくさんいらっしゃいます。(特に40代以降の方に多い)
こうした方々は常に口臭がしたり、体調によって歯茎が腫れたりしています。

他の開業医で「大学病院などでの抜歯を勧められた」などの困難症例もご相談ください。
大学病院では全身麻酔などを行い抜歯するケースも多いですが。
麻酔科医としての見解からすれば、わざわざ全身麻酔を行い(呼吸を停止させ、挿管し人工呼吸で管理することです)抜歯を行うケースは相当のリスクを伴います。
可能な限り外科処置に関しては局所麻酔で抜歯を行う事が侵襲は少ないと考えます。
そのため原則局所麻酔下(部分だけの麻酔)での抜歯を行っております。
必要な症例に関しては大学病院等に紹介をいたします。

どうしても怖い抜歯が怖い!という方には「ウトウトと寝ている間に抜歯を行う」オプションもございます。